家族の絆、明日への証
地域社会の絆を支援する。明日への勇気を持って生きる。
そして家族と自分の生活してきた証を守り、向きあっていきます。
会長あいさつ
高齢者の孤立死の増加や、核家族化・高齢化の進行にともない、遺品整理業は、ますます需要が高まっています。 弊協会では、遺品整理業への理解・認知をすすめるとともに、業務に関連する法令規制に応じた実務実現のため、専門家の育成を行うことを理念としています。
さらに、東日本大震災から5年が経ち、今も仮設住宅での孤立死問題が起こっております。
今回の震災は、原子力発電所の問題等により、復旧が思うように進まず、仮設住宅での生活を余儀なくされている状況となっています。
被災したために、周囲との関係が失われ、震災による孤立も深刻な状態となり、孤立死問題がますます悪化する事態に陥っております。
また、空き家問題により、火災や犯罪に使われるなど、空き家対策で国も動き出し、ごみ屋敷や空き家の整理を依頼される方が急増し、更なる需要の高まっております。
このような事態を受け、高齢者が孤立死にて亡くなった場合、「遺品整理」をご遺族が行わず、専門業者に頼むケースが、とても増えております。
近年、ますます高まる需要に対応し、遺品整理業者も増えておりますが、同時に遺品を不法投棄にて処分する業者が取り沙汰される他、ご遺族へ高額請求をする業者なども、増加しているといわれ、“ご遺族に優しい”業者の存在が必要とされております。
遺品整理士認定協会では、こうした状況に対し、故人・ご遺族の想いを胸に業務を遂行でき、遺品整理業務に携わることできる専門家の養成を目的に取り組むことを理念とし、“遺品整理士”の認定を行って参ります。
エンディングノート普及研修センター 顧 問
シニア生涯教育総合研究所 元所長