遺品整理士認定協会ブログ

「高齢者の孤立死」の問題について

今年1年を振り返りますと、東日本大震災や原子力発電所での事故など、大きな出来事があり、益々、
人との絆を感じた1年でございました。

一方で高齢化の急速な進行と、核家族化が進むにつれて、各地で「高齢者の孤立死」の問題が深刻化
しております。その中で遺品を専門業社に委託するご遺族が増加しており、弊協会の資格認定活動は、
重要性を増した年だったと思います。

孤立死とは主に一人暮らしの人が誰にも看取られる事無く、当人の住居内等で生活中の突発的な疾病等
によってお亡くなりになる事です。特に発症直後等に助けを呼べずにお亡くなりになられるケースが、
このように呼ばれております。

また社会的孤立のために、住居内でお亡くなるになり他者に気付かれず遺体がそのままとなったケース
とも表現されております。

このようなお亡くなりになられる方は特に都市部などの地域コミュニティが希薄な地域が多いとされ、
また震災等によって地域コミュニティが分断されている場合にも発生しやすくなっております。当然、
過疎地域等では民家が疎らであるため隣家が気付きにくい部分もあります。

社会的孤立を防ぐためにもお年寄りの介護支援等の充実が今後不可欠となります。お年寄りをお年寄り
が介護する介護支援も近年増えてきております。

弊協会も今後地道な活動を続け、絆が結ばれるような一体感のある協会を目指して参ります。

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