言葉としては身近になってきた「形見分け」ですが、今、形見分けをするものが減っている傾向にあります。
形見分け・遺品整理への関心の持ち方は、人それぞれですが、全てを確認して、整理するという時間がない方、金銭に関わるもの以外に関心がない方が増えたことで、形見分けするものが減り、海外リユースや買取品などに変わる傾向が強まって来ています。
金銭がかかるものについては、ご遺族の間で、問題になっている傾向もありますので、形見分けの仕方については、難しくなってきているのです。
衣服をはじめ、故人が着ていたもの、使っていたものを整理することを、形見分けや遺品整理といわれますが、整理を行うものの中にも、金銭が関わってくることもありますし、その取扱いについては、慎重に行っていかなくてはなりません。
そうした意味でも、形見分けについては、適時学習が必要であり、ご遺族への説明に際しても、充分な理解をもって、お話をするためにも、ぜひ勉強していっていただきたいと思います。
遺品整理士・遺品査定士を取得された、会員の皆様にはぜひ、周囲の遺品整理業者とは特質したものをもって、対応頂きたいと思っておりますので、学びは止めずにご活動頂けたらと思います。
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