遺品整理士認定協会ブログ

遺品整理業界で起こるトラブルについて考えよう!

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弊協会では最近、残念ではありますが、毎日のように、行政機関やご遺族、関係省庁より、遺品整理におけるトラブルについて、多数のご報告・ご連絡をお受けしております。

ご連絡を受け、弊協会でも調査等を行い、遺品整理士資格を持たれた方の事案については『遺品整理士資格のはく奪』等、適切な対処に努めております。

遺品整理業者とご遺族の間で起こるトラブルとしては、様々連絡を頂いております。

一例を挙げますと・・・

・遺品の不法投棄を行っている。
・申請書面等を、名前を変えて、偽名で提出している。
・買取業者が訪問先で『押し買い』を行い、ご遺族との間でトラブルを起こす。
・踏ん切りがついていない高齢者を相手に、廃棄や買取を無理に勧める。
・高齢者には分からないと思い、対応を無理強いする。
・理解しえない説明を行い、金額請求の際になって、高額な費用を要求する。
・遺品を不要品のように扱い、乱雑な対応を行う。
・反社会的勢力と関わりを持ち、違法行為を前提とした対応を行っている。
・気づかぬうちに、印鑑と通帳が盗まれていた。
・処分してほしいと伝えていないものまで、処分されていた。
・大まかな説明だけで、どんなことをして頂けるかがわからず、終わった
 ときには、部屋が荒らされていたような状態だった。

上記は、トラブルに発展したものの、ほんの一部だと思います。

遺品整理士の認定を受け、携われる方々が、遺品整理を行う際に、上記のような対応を行い、ご遺族を不安にさせてしまっては本末転倒です。

ご依頼に対して、上記に挙げた対応を行う会員は、遺品整理士資格を弊協会の会員規約第6条に基づき、即刻はく奪する他ありませんし、実際に最近、資格はく奪させて頂きました。

また、遺品整理業界の健全化を進めていく為、調査員等も派遣し、遺品整理士の方々の業務対応の調査等も現在行っております。

遺品整理士は、故人との別れを経験された、ご遺族のお気持ちに寄り添い、優しく包み込むような対応を行わなくてはなりませんし、ご遺族を守ることが、遺品整理士の使命とも言えます。

弊協会では、遺品整理士の国家認定資格化を目指し、日々取り組んでおりますが、心ない対応が、国家認定資格化の妨げとなり、悪影響を及ぼすことにもなりかねません。

高齢者を守り、ご遺族の悲しみに寄り添う対応が、遺品整理士の使命と思い、ぜひご活動頂けますよう、お願い致します。

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