本日の産経新聞（関西版）で、全国で初となる、便利屋被害対策弁護団が、奈良弁護士会で発足というニュースが飛び込んできました。

「契約書を取り交わさず、意に反した作業を行い、不当に高額な請求をするケースがある」ことが指摘され、実際に、クモ１匹の駆除に１分かけ、７万円超の請求をされた等、高額請求の相談や苦情が、２０件以上報告されています。

被害額が比較的少なく、法的手続きが取れないと思っている方も多く、泣き寝入りしている方が多いのでは？ともされており、暮らしの困りごとで、一番最初に駆けつける“便利屋業”に関する悲しい記事でした。

便利屋業務の中で、遺品整理を業務として受けられている企業、店舗も多くございますが、遺品整理の場合、本当に困窮した状態の中でご相談されることがほとんどですので、「意に反した作業を行い、不当に高額な請求をする」といった行為は、決してあってはらないことですし、今回のニュースは、業務の一端で、遺品整理業務も関わってくるため、許されない事態であると、皆様にもご理解を頂きたいと思います。

遺品整理の場合には、金額の問題ではなく、「意図しないことを行い、高額な請求が来る」という自体を問題視すべきと思いますし、皆様には、近年さらに注目が増す「遺品整理業」に関わって頂いておりますので、ぜひ、そうした違法行為のないように、心して取り組んで頂けますよう、お願いいたします。